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$$^{45}$$Sc(p,n)$$^{45}$$Ti反応を利用した8keV単色中性子校正場の開発

Development of 8 keV monoenergetic neutron calibration field using $$^{45}$$Sc(p,n)$$^{45}$$Ti reaction

谷村 嘉彦   ; 三枝 純; 藤井 克年 ; 志風 義明 ; 堤 正博

Tanimura, Yoshihiko; Saegusa, Jun; Fujii, Katsutoshi; Shikaze, Yoshiaki; Tsutsumi, Masahiro

日本原子力研究開発機構放射線標準施設棟(FRS)では、4MVシングルエンド型ペレトロン加速器を利用した8keV$$sim$$19MeVの単色中性子校正場を開発・整備している。今年度、新たに$$^{45}$$Sc(p,n)$$^{45}$$Ti反応で発生する8keV単色中性子を利用した校正場を開発した。本核反応の断面積は複雑な共鳴構造をしている。この共鳴ピークを利用して8keV中性子を発生するが、ピークの幅は非常に狭く、1keV以下の精度でビームエネルギーを決定する必要がある。ところが、ビーム輸送条件を変えることなく、要求される精度でのエネルギー調整を加速器側で行うのは非常に難しい。そこで、ターゲットに最大50kVまでの電圧を印加することにより、微調整を可能とした。これにより、再現性よく8keV中性子を発生する手法を確立した。校正点の中性子フルエンスは、$$^6$$Liガラスシンチレーション検出器(直径5.08cm,厚さ2cm)及びボナー球(中心検出器:5.08cm$$phi$$球形BF$$_3$$比例計数管)で評価した。

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