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JT-60Uの非接触プラズマにおける炭素イオンの放射過程

Radiation process of carbon ions in JT-60U detached divertor plasmas

仲野 友英; 久保 博孝; 朝倉 伸幸; 藤本 加代子; 清水 勝宏; 木島 滋; 川島 寿人; 東島 智

Nakano, Tomohide; Kubo, Hirotaka; Asakura, Nobuyuki; Fujimoto, Kayoko; Shimizu, Katsuhiro; Konoshima, Shigeru; Kawashima, Hisato; Higashijima, Satoru

MARFEを伴う非接触プラズマのX点付近を可視分光器と真空紫外分光器を用いて$$mbox{C}^{2+}$$$$mbox{C}^{3+}$$のスペクトル線を観測し、それらの強度を解析した。その結果、$$mbox{C}^{2+}$$の発光では基底状態にある$$mbox{C}^{2+}$$が電子衝突により励起し、やがて電離する成分(電離成分)が主要で、$$mbox{C}^{3+}$$の発光では主量子数が4以下の準位では同じく電離成分が主要であるが、それ以上の高励起準位では、体積再結合により生成しやがて基底状態に脱励起する成分(再結合成分)が主要であることが明らかになった。さらに$$mbox{C}^{3+}$$の生成には$$mbox{C}^{4+}$$からの体積再結合と$$mbox{C}^{2+}$$の電離がほぼ同程度に寄与し、その和は$$mbox{C}^{3+}$$の損失($$mbox{C}^{4+}$$への電離と$$mbox{C}^{2+}$$への再結合)よりも二桁以上大きいことが判明した。この結果は生成した$$mbox{C}^{3+}$$が輸送によって損失することを示唆する。

no abstracts in English

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