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排気筒からの拡散評価手法を用いた大気中$$^{3}$$Hモニタリング結果の評価について

Evaluation for results of $$^{3}$$H monitoring in atmosphere used by dispersion estimation method from the stack

國分 祐司 ; 中野 政尚 ; 小沼 利光; 武石 稔 

Kokubun, Yuji; Nakano, Masanao; Onuma, Toshimitsu; Takeishi, Minoru

東海再処理施設では、運転に伴い$$^{3}$$Hが大気中に放出される。長年にわたって周辺環境において大気中のHTO(水蒸気状トリチウム)をモニタリングしてきた。その結果を放出源情報と気象観測データを用いた大気拡散結果と比較・検討したので報告する。東海再処理施設から南西約3km,西南西約5km地点において、2002年度から2006年度までに測定された大気中HTO濃度(月平均値)は、それぞれ、5.9$$sim$$86(mBq/m$$^{3}$$), 4.3$$sim$$40(mBq/m$$^{3}$$)であった。また、濃度を比較すると測定値,計算値ともおおむね南西約3km地点が高かった。上記期間の測定値と計算値を比較したところ、大気拡散で得られた計算値は、2地点とも、測定値と比較して小さな値となった。これは、B.G(自然起源などによる$$^{3}$$H)を考慮していないこと等と考えられた。そこで、再処理施設からの影響をあまり受けない西南西約5km地点の測定値をB.Gと仮定し、南西約3km地点において、計算値にB.Gを足し合わせた値を測定値と比較した。その結果、多少のばらつきはあるもののおおむね一致し、拡散評価の妥当性が確認された。

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