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表面プラズモン共鳴を利用した光電子発生

Surface-Plasmon-Resonance (SPR) based photoelectron emission

國枝 雄一; 河内 哲哉; 長谷川 登; 永島 圭介

Kunieda, Yuichi; Kawachi, Tetsuya; Hasegawa, Noboru; Nagashima, Keisuke

表面プラズモン共鳴の励起に数GW/cm$$^{2}$$以上の強度のレーザーを用いた場合、金属表面付近に生成される急勾配のエバネッセント場によって光電子が加速され真空中に放出される。この物理現象は加速器の電子源としての利用が期待されている。本研究では真空チャンバー内に設置した50nm厚の金をコーティングしたプリズム(クレッチマン配置)に波長790nm,パルス幅100fsのチタンサファイアレーザーを照射して表面プラズモン共鳴を励起し、エバネッセント場によって加速した光電子をMCP(マイクロチャンネルプレート)によるTOF法で検出した。下の図は励起レーザーのビーム強度を6.3GW/cm$$^{2}$$,チャンバーの真空度1$$times$$10$$^{-6}$$Pa, MCPの印加電圧2.0kV,光電子の飛行距離40cmで測定した光電子スペクトルの結果であり、光電子の運動エネルギー50eV相当に半値幅30eV(FWHM)程度のピークを確認できた。発表では実験結果の詳細について述べる。

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