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J-PARC核破砕中性子源(JSNS)のビームコミッショニング

Beam commissioning of spallation neutron source at J-PARC

明午 伸一郎   ; 大井 元貴 ; 甲斐 哲也   ; 小野 武博; 池崎 清美; 原口 哲也; 圷 敦; 坂元 眞一; 藤森 寛*

Meigo, Shinichiro; Oi, Motoki; Kai, Tetsuya; Ono, Takehiro; Ikezaki, Kiyomi; Haraguchi, Tetsuya; Akutsu, Atsushi; Sakamoto, Shinichi; Fujimori, Hiroshi*

J-PARCの核破砕中性子源(JSNS)のビームコミッショニングが開始された。2008年5月30日10時15分に、わずかの1ショットのビームで中性子ターゲットまでビームを輸送することに成功した。その後に19ショットで陽子ビームの軌道調整を行った後に、わずか1ショットのビームで中性子ビームの生成を確認できた(14時25分)。中性子ターゲットにおける陽子ビームのプロファイルを得るために、アルミフォイルを水銀ターゲット上に設置し、放射化法により測定を行った。アルミフォイルは人が直接取り外すために、2000ショットに制限を行った。放射化法を行うためには、ビームの安定性が重要な鍵となるが、加速器からのビームは非常によく安定しており、ビームのふらつきの問題がないことが確認された。測定で得られたビームの広がりは、上流側のプロファイルモニターの結果から予想される値とよい一致を示した。これにより、陽子ビーム輸送系は、ほぼ設計通りとなっていることが確認された。現在までは4kWの運転を行っているが、将来のコミッショニング計画に関しても簡単に報告する予定である。

no abstracts in English

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