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相対論的平均場模型によるマルチK中間子原子核の研究

Relativistic mean field study of multi-kaonic nuclei

丸山 敏毅  ; 武藤 巧*; 巽 敏隆*

Maruyama, Toshiki; Muto, Takumi*; Tatsumi, Toshitaka*

相対論的平均場を用いた数値計算によりK中間子原子核の構造と性質を研究した。K中間子数を拘束条件として与え、球対称近似のもとで数値計算により有限系におけるバリオン密度とクーロンポテンシャル及び中間子場を無撞着に求めた。重い原子核では密度分布にほとんど影響がなかったが、質量数が20以下の軽いK中間子原子核では密度増加が見られた。次にK中間子を複数入れたマルチK中間子原子核の性質を研究した。まずK中間子数に対する結合エネルギーの依存性を調べると、少数ではK中間子数の増加で結合が深くなったがある程度でそれが飽和する様子が見られた。これはK中間子と核子との相互作用を記述するカイラル対称性に由来する非線形効果が原因であることがわかった。

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