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報告書

JAEA大洗研究所モニタリングポストの試験研究炉における変遷と新規制基準適合対応

濱口 拓; 山田 純也; 小松崎 直也*; 畠山 巧; 瀬谷 夏美; 武藤 保信; 宮内 英明; 橋本 周

JAEA-Technology 2022-038, 65 Pages, 2023/03

JAEA-Technology-2022-038.pdf:4.3MB

平成23年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故の反省を踏まえ、我が国では原子炉等の設計基準の強化及び設計の想定を超える事象にも対応するシビアアクシデントやテロ対策を追加した審査の新しい基準(いわゆる新規制基準)が策定された。新規制基準ではこれら事象への対策強化のほか、モニタリングポストについても設計基準事故時における迅速な対応のために必要な情報を伝達する伝送系は多様性を確保したものとすること、非常用電源設備、無停電電源装置又はこれらと同様以上の機能を有する電源設備を設けることが要求された。本報では、大洗研究所のモニタリングポストの変遷を振り返り、試験研究炉の新規制基準に適合するための原子炉設置変更許可の変更、設工認の申請、使用前事業者検査、モニタリングポストの改良点等についてまとめた。また、新規制基準によるモニタリングポスト設備の改良に伴い同時期に実施した原子力災害対策特別措置法に基づく検査対応及びKURAMA-IIの設置についても述べた。このほか、付録として新規制基準対応の設工認申請書のうち本文及び参考資料を収録した。

論文

Kaon-baryon coupling schemes and kaon condensation in hyperon-mixed matter

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

Progress of Theoretical and Experimental Physics (Internet), 2022(9), p.093D03_1 - 093D03_37, 2022/09

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Physics, Multidisciplinary)

The possible coexistence of kaon condensation and hyperons in highly dense matter is investigated. Two coupling schemes for the s-wave kaon-baryon interaction are compared regarding the onset density of kaon condensation in hyperon-mixed matter and the equation of state for the developed ($$Y+K$$) phase. One is the contact interaction scheme related to the non-linear effective chiral Lagrangian. The other is the meson exchange scheme. It is shown that in the meson exchange scheme, the contribution from the non-linear scalar self-interaction gives rise to a repulsive effect for the kaon effective energy, pushing up the onset density of kaon condensation. The non-linear self-interacting term is not relevant to repulsive energy leading to stiffening of the EOS at high densities, and it cannot be compensated with a large attractive energy due to the appearance of the ($$Y+K$$) phase in the case of the contact interaction scheme.

論文

Effects of three-baryon forces on kaon condensation in hyperon-mixed matter

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

Physics Letters B, 820, p.136587_1 - 136587_6, 2021/09

 被引用回数:5 パーセンタイル:65.12(Astronomy & Astrophysics)

相対論的平均場理論(RMF)の枠組みで$$sigma$$中間子場の非線形ポテンシャルを用いずに、バリオン間普遍3体斥力(UTBF、核子系ではTNRと略記)、及び核物質の飽和密度$$rho_0$$近傍で引力的に作用する核子3体力(TNA)を現象論的に導入し、対称核物質の飽和性と$$rho_0$$での非圧縮率、対称エネルギーの実験値を再現するように定めた。このような条件のもとでは、中性子物質のslope parameter $$L$$が高密度での状態方程式と強く関連していることが分かった。これを用いて(hyperon+$$K$$)相の状態方程式を求め、重い中性子星質量の観測と矛盾せずに、高密度星の内部構造を(hyperon+$$K$$)相を含むハドロン物質描像で説明できることを示した。

論文

Effects of universal three-body repulsion on kaon condensation in hyperonic matter

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*; 高塚 龍之*

JPS Conference Proceedings (Internet), 26, p.024019_1 - 024019_4, 2019/11

The equation of state with coexistent phase of kaon condensation and hyperons [the ($$Y + K$$) phase] in highly dense matter is constructed so as to be consistent with the recent observations of massive neutron stars. The nonlinear effective chiral Lagrangian is combined with the relativistic mean-field theory. The universal three-body repulsive force is further introduced based on the string-junction model. It is shown that the stiff equation of state with the ($$Y + K$$) phase, leading to the maximum mass of neutron stars as large as two solar mass, can be obtained for the larger value of the range parameter of the repulsive core included in the string-junction model. Some problems to be resolved such as causality are mentioned.

論文

Kaon condensation in hyperonic matter and equation of state

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

JPS Conference Proceedings (Internet), 14, p.020809_1 - 020809_3, 2017/02

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.03(Astronomy & Astrophysics)

Kaon condensation in hyperon-mixed matter, which may be realized in neutron stars, is investigated on the basis of the relativistic mean-field theory for baryon-baryon interaction, combined with the effective chiral Lagrangian. We introduce the range terms for both nucleons and hyperons and a pole contribution from the $$Lambda$$(1405) so as to reproduce the $$S$$-wave on-shell $$KN$$ scattering lengths. Onset density of kaon condensation in the hyperon-mixed matter and the equation of state (EOS) is obtained. It is shown that coexistence of kaon condensation and hyperon-mixed matter necessarily leads to significant softening of the EOS. We address stiffening effects to make the EOS consistent with recent observations of massive neutron stars.

論文

Coexistence of kaon condensation and hyperons in hadronic matter and its relevance to quark matter

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

Acta Astronomica Sinica, 56(Suppl.), p.43 - 45, 2015/11

中性子星において実現している可能性があるKaon凝縮とハイペロンの共存を、有効カイラルLagrangianを加えた相対論的平均場模型により調べた。Kaonの凝縮した相がハイペロンの混入した物質中に存在することは可能だが、物質の状態方程式の極端な軟化を招いてしまう。状態方程式を固くし最近の観測に合うようにするために必要な効果について論じる。

論文

Interplay of antikaons with hyperons in nuclei and in neutron stars

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

EPJ Web of Conferences, 73, p.05007_1 - 05007_5, 2014/06

 被引用回数:3 パーセンタイル:69.82(Physics, Multidisciplinary)

原子核及び中性子星における反Kaonとハイペロンの共存について、相対論的平均場理論に基づいて調べた。多重ストレンジネス原子核は、多重ハイペロン原子核として存在し、束縛したKaonは現れないことを示した。一方で中性子星物質では、適当な深さのKaonのポテンシャルの場合、ハイペロン混合が起こったところでKaon凝縮が起こり、状態方程式の軟化が大きいことが分かった。このため、重い中性子星の観測を説明するには高密度での斥力が必要である。

論文

Effect of $$Lambda(1405)$$ on structure of multi-antikaonic nuclei

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

AIP Conference Proceedings 1374, p.197 - 200, 2011/10

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.19(Physics, Applied)

K中間子が複数束縛した原子核の性質を調べた。特に、バリオンの共鳴状態$$Lambda(1405)$$の効果を入れた場合、原子核の構造にどのような影響があるかを調べた。手法としては相対論的平均場模型とThomas-Fermi近似に基づく数値計算を用いた。$$Lambda$$(1405)のpoleの寄与をK中間子の相互作用に取り入れたところ、これが引力的に働くことがわかり、中心密度や束縛エネルギーが増加することがわかった。また、K中間子数の増加に伴いK中間子のエネルギーが増加し、それが$$Lambda(1405)$$の質量と核子の質量の差$$m_{Lambda^*}-m_N$$を超えると、$$p+K^-leftrightarrow Lambda(1405)$$で共鳴していたK中間子が束縛しなくなるというメカニズムを明らかにした。

論文

Multi-antikaonic nuclei and in-medium kaon properties in dense matter

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

Journal of Physics; Conference Series, 312, p.022018_1 - 022018_6, 2011/09

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.05(Physics, Nuclear)

相対論的平均場模型とThomas-Fermi近似に基づく数値計算によってK中間子が複数束縛した原子核の性質を調べた。K中間子の個数を増やすと、はじめは束縛エネルギーや原子核の中心密度が増加するが、あるところからK中間子同士の相互作用の高次の斥力項によって飽和することがわかった。この飽和性と高密度物質でのK中間子凝縮との関連を議論した。また、$$Lambda$$(1405)のpoleの寄与をK中間子の相互作用に取り入れたところ、これが引力的に働くことがわかり、中心密度や束縛エネルギーが増加することがわかった。また、K中間子数の増加に伴いK中間子のエネルギーが増加し、それが$$Lambda(1405)$$の質量と核子の質量の差$$m_{Lambda^*}-m_N$$を超えると、$$p+K^-leftrightarrow Lambda(1405)$$で共鳴していたK中間子が束縛しなくなるということがわかった。

論文

Structure of multi-antikaonic nuclei

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

AIP Conference Proceedings 1120 (Internet), p.270 - 274, 2009/05

We investigate multi-antikaonic nuclei (MKN), where several $$K^-$$ mesons are bound in the nucleus. We base our study on the relativistic mean-field theory, coupled with kaon-nucleon and kaon-kaon interactions which respect chiral symmetry. We discuss the effects of the nonlinear $$bar{K} - bar{K}$$ interaction, which is inherent in the chiral model, and on the properties of the MKN. We obtain density profiles for nucleons and $$K^-$$ mesons, the single particle energy of the $$K^-$$ mesons, and binding energy of the MKN by systematically changing $$|S|$$ (the number of the embedded $$K^-$$). We discuss the nonlinear $$bar{K} - bar{K}$$ repulsive effect, which makes the $$K^-$$ field saturate above a certain value of $$|S|$$ in nuclei. We also discuss a possible observation of the MKN in experiments.

論文

Multi-antikaonic nuclei in relativistic mean-field theory

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

Physical Review C, 79(3), p.035207_1 - 035207_16, 2009/03

 被引用回数:17 パーセンタイル:69.95(Physics, Nuclear)

相対論的平均モデルにK中間子場の自由度を入れ、全K中間子数に拘束条件を課した数値計算により、多重K中間子状態の原子核の性質について調べた。また、K中間子の取り扱いについて、カイラル対称性に基づく模型と、その近似的模型を比較しK中間子の相互作用の効果を調べた。まずK中間子原子核の基本的性質として、K中間子と陽子との引力的な相互作用のために系が深く束縛し、原子核の密度も増加する様子が見られた。少数のK中間子数の場合、K中間子の数とともに結合エネルギーや密度が大きくなることがわかった。しかしある程度のK中間子数でこれが頭打ちになった。これは$$omega$$中間子交換からくる斥力によるものである。次にK中間子の取り扱いをカイラル模型による場合と線形近似による場合、4次の項まで入れた場合を比較したところ、カイラル模型に含まれる高次の項が斥力的に働き、少ないK中間子数で頭打ちになること、高次の項は4次までがおもに効くことなどがわかった。

論文

Structure of multi-antikaonic nuclei in the relativistic mean-field model

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

Modern Physics Letters A, 23(27-30), p.2536 - 2539, 2008/09

相対論的平均場模型を用いて、一つの原子核に多数のK中間子が束縛されたマルチK中間子原子核の構造と性質を調べた。束縛させるK中間子の数を変化させると、はじめはK中間子数の増加とともに系の結合エネルギーが増加し、核子が一か所に集まって中心密度が増加する様子が見られた。しかしK中間子数がある程度多くなると結合エネルギーや密度の増加が飽和し、さらに増やすと斥力が働くことがわかった。このメカニズムを、K中間子の取り扱いをカイラル対称性に基づくカイラルモデルと、それを近似した線型モデルで比較したところ、カイラルモデルに含まれるK-K相互作用の非線形な項が斥力の主な部分として働くことがわかった。

口頭

原子核内におけるK中間子の多重束縛状態

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

no journal, , 

K中間子が原子核に深く束縛された状態(K中間子原子核)の存在が理論的に示唆され、実験面からその探索が試みられている。そこでは$$K^-$$が核内で核子を引きつけ、低温・高密度状態が実現されることが期待される。一方、中性子星内部のような無限系で実現されるK中間子凝縮が、核子・ハイペロンと共存し、原子核スケールの自己束縛状態を形成する可能性が理論的に指摘された。そこでわれわれは、相対論的平均場模型を用いて通常原子核内に$$|S|$$個の$$K^-$$を束縛させ、$$K^-$$や核子の核内での分布等、K中間子多重束縛状態の構造が$$K^-$$の個数$$|S|$$の増加とともにどのように変化するかを系統的に調べた。その結果、$$|S|$$が大きくなると、中性子数密度分布は核内で一様に近づくが、陽子数密度分布は$$K^-$$によって核の中心に引き寄せられる傾向があり、特に大きな$$|S|$$では中性子スキンの構造が顕著になることがわかった。その他、$$K^-$$と核子の分布の相関や束縛エネルギーについても詳しく解析した。

口頭

原子核におけるK中間子多重状態

丸山 敏毅; 武藤 巧*; 巽 敏隆*

no journal, , 

相対論的平均モデルにK中間子場の自由度を入れ、全K中間子数に拘束条件を課した数値計算により、多重K中間子状態の原子核の性質について調べた。また、K中間子の取り扱いについて、カイラル模型による場合と線形近似による場合を比較し、K中間子の高次の相互作用の効果を調べた。原子核にK中間子を入れたとき陽子との引力的な相互作用のために深くboundし、原子核の密度も増加する様子が見られた。少数のK中間子数の場合、K中間子の数とともに結合エネルギーや密度が大きくなることがわかった。しかしある程度のK中間子数でこれが頭打ちになった。これは$$omega$$中間子交換からくる斥力によるものである。次にK中間子の取り扱いをカイラル模型による場合と線形近似による場合で比較したところ、カイラル模型に含まれる高次の項が斥力的に働き、少ないK中間子数で頭打ちになること、高次の項は4次までがおもに効くことなどがわかった。

口頭

相対論的平均場模型によるマルチK中間子原子核の研究

丸山 敏毅; 武藤 巧*; 巽 敏隆*

no journal, , 

相対論的平均場を用いた数値計算によりK中間子原子核の構造と性質を研究した。K中間子数を拘束条件として与え、球対称近似のもとで数値計算により有限系におけるバリオン密度とクーロンポテンシャル及び中間子場を無撞着に求めた。重い原子核では密度分布にほとんど影響がなかったが、質量数が20以下の軽いK中間子原子核では密度増加が見られた。次にK中間子を複数入れたマルチK中間子原子核の性質を研究した。まずK中間子数に対する結合エネルギーの依存性を調べると、少数ではK中間子数の増加で結合が深くなったがある程度でそれが飽和する様子が見られた。これはK中間子と核子との相互作用を記述するカイラル対称性に由来する非線形効果が原因であることがわかった。

口頭

K中間子多重束縛原子核における$$bar K$$-$$bar K$$相互作用の効果

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

no journal, , 

複数個のK中間子が束縛したマルチK中間子原子核(MKN)の構造と性質を相対論的平均場理論に基づく数値計算により、マルチストレンジネスを含むハドロン物質系がいかに形成され、無限系としてのK中間子凝縮といかに関係するかを検討した。特に、非線形$$bar K$$-$$bar K$$相互作用の起源と、その斥力効果がMKNの性質にどのような効果をもたらすかを調べた。MKN中でのK中間子1粒子エネルギーと、K中間子有効質量,ベクトル型のK-N相互作用をK中間子数の関数としてプロットすることで、カイラル対称性に特有な非線形$$K^-$$場に由来する項からの寄与と、$$K^-$$中間子と$$sigma$$, $$omega$$, $$rho$$中間子との結合から生じる寄与があることが示された。

口頭

K中間子多重束縛原子核への$$Lambda(1405)$$の効果

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

no journal, , 

K中間子が複数束縛した原子核の性質を調べた。特に、バリオンの共鳴状態$$Lambda(1405)$$の効果を入れた場合、どのような効果があるかを調べた。手法には相対論的平均場模型とThomas-Fermi近似に基づく数値計算を用いた。以前は、$$Lambda(1405)$$の寄与を考慮せずに計算を行い、K中間子の個数を増やすと、Kと陽子pとの引力により中心付近の密度と系の束縛エネルギーが増加すること、さらにK中間子を増やすとカイラル対称性からくるK中間子同士の相互作用の高次の項が斥力的に働き、束縛エネルギーや中心密度が飽和することがわかった。それに対し、今回$$Lambda(1405)$$のpoleの寄与をK中間子同士の相互作用に取り入れたところ、これが引力的に働くことがわかり、中心密度や束縛エネルギーが増加することがわかった。

口頭

K中間子束縛原子核におけるハイペロン混在の効果

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

no journal, , 

通常の原子核中に$$K^-$$中間子が多数束縛された$$K^-$$中間子多重束縛原子核の性質を、$$Lambda$$(1116), $$Sigma^-$$(1197)ハイペロン混在の効果を考慮して検討する。理論的枠組みとして、$$K^-$$中間子-バリオン間相互作用及び$$K^-$$中間子間同士の相互作用は非線形カイラルラグランジアンから規定される形を基礎とし、バリオン-バリオン間相互作用としては相対論的平均場理論(RMF)を用いる。核子,ハイペロンや$$K^-$$中間子の核内での密度分布,$$K^-$$中間子の基底状態エネルギー,系の束縛エネルギーなどの物理量を得、それらの物理量にハイペロンの混在がどのような効果をもたらすかについて明らかにする。特に、$$K^-$$中間子とハイペロンの共存で構成される、安定なストレンジネス物質の可能性について議論する。

口頭

Polarised neutron spectrometer, POLANO, at J-PARC attempts at understanding novel magnetism

大山 研司*; 横尾 哲也*; 伊藤 晋一*; 鈴木 純一*; 岩佐 和晃*; 佐藤 卓*; 吉良 弘*; 坂口 佳史*; 猪野 隆*; 奥 隆之; et al.

no journal, , 

We aim at constructing a polarisation analysis neutron spectrometer at Materials and Life Science Experimental Facility (MLF) of Japan Proton Accelerator Research Complex (J-PARC) based on a collaboration of KEK and Tohoku Univ. The proposed instrument, named POLANO, is designed as a compact chopper spectrometer with a rotary detector bank ($$L_{1}$$ = 17.5 m, $$L_{2}$$ = 2.5 m). At the first phase of the project, we will concentrate the $$E_{i} < $$ 30 meV region using a fan type bender supermirror spin analyser because rich scientific targets in basic and application materials science exist in this region. In the second phase, we will try to install a $$^{3}$$He spin filter analyser for the $$E_{f} >$$ 100 meV region. This project passed in the final board of J-PARC on SEP-2011, and the construction has been authorized already.

口頭

K中間子凝縮-ハイペロン共存相と中性子星観測との整合性,2

武藤 巧*; 丸山 敏毅; 巽 敏隆*

no journal, , 

中性子星内部のような高密度物質中で存在が期待されるマルチ-ストレンジネス相として、K中間子凝縮とハイペロン(Y)の共存相[(Y+K)相と略記]の可能性を検討し、中性子星の構造、質量観測との関連で議論してきた。本発表では、引き続き、バリオン(B)間相互作用を記述する相対論的平均場理論とK-B及びK-K相互作用を記述する非線形カイラルラグランジアンを結合した理論的枠組みを用い、更にS波KN散乱で重要な$$Lambda$$(1405)、及びすべてのバリオンに対して、カイラル摂動に関するO(m2K)の項に相当するrange effectを新たに考慮に入れる。

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