セメントの使用を極力抑えた坑道の構築方法の提案,7; 低アルカリ性セメントを用いた岩石・モルタル複合材料に関する基礎実験

Development of construction method for a drift minimizing use of cementious material, 7; Experimental study on the rock mortar composite material based on low alkaline cement

齋藤 亮*; 中谷 篤史*; 多田 浩幸*; 熊坂 博夫*; 小林 保之

Saito, Akira*; Nakaya, Atsushi*; Tada, Hiroyuki*; Kumasaka, Hiroo*; Kobayashi, Yasushi

高レベル放射性廃棄物の地層処分施設におけるセメントの使用を極力抑えた坑道支保工として提案している岩石利用セグメントに関して、低アルカリ性モルタルを用いた複合材料の強度・変形,pHの各特性について実験的な検討を行った。その結果、普通ポルトランドセメントを使った普通モルタルに比べ、低アルカリ性モルタルを使った場合は、複合材料としての強度・変形特性が多少低下するものの、支保工仕様を満足しており、pHについては低く、材齢の経過に伴い漸減する傾向にあることがわかった。

no abstracts in English