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超臨界二酸化炭素中の還元剤を内包した逆ミセルへの二酸化セリウムの溶解

Dissolution of cerium oxide into reversed micelles including reductants in supercritical CO$$_2$$

富岡 修 ; 目黒 義弘  

Tomioka, Osamu; Meguro, Yoshihiro

超臨界二酸化炭素(SF-CO$$_2$$)を分離媒体とする二次廃棄物発生量の少ない除染技術を開発し、Pu汚染物に適用する研究を進めているが、PuO$$_2$$は化学的に安定であるためPuをSF-CO$$_2$$に溶解することは容易ではない。そこで、SF-CO$$_2$$中に界面活性剤を用いて逆ミセルを形成し、その中に酸化剤や還元剤,抽出剤を導入し、Puを抽出する手法を開発している。本研究では、PuO$$_2$$の代替物としてCeO$$_2$$を用いて、SF-CO$$_2$$に界面活性剤AOTとエタノールを加え、硝酸及び還元剤として過酸化水素を内包させた逆ミセルを形成させ、そのAOT/SF-CO$$_2$$逆ミセル中へのCeO$$_2$$の溶解挙動について調べた。313Kでは30MPa付近でAOT/SF-CO$$_2$$逆ミセルは無色透明になり、硝酸と還元剤として過酸化水素を内包させたAOT/SF-CO$$_2$$逆ミセルの生成が確認できた。また、試験温度を上げるにつれて逆ミセルが生成する圧力は上昇し、333Kの場合では32MPa程度となった。CeO$$_2$$の溶解においては、313K, 35MPaで試験を行った結果、今回の条件では3時間の溶解反応で0.5mgのCeを溶解・回収できた。

no abstracts in English

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