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幌延深地層研究計画における水平坑道の掘削に伴う岩盤水分量のモニタリング

Water content monitoring during the excavation of the horizontal drift in the Horonobe Underground Research Laboratory Project

藪内 聡; 岸 敦康*; 小松 満*

Yabuuchi, Satoshi; Kishi, Atsuyasu*; Komatsu, Mitsuru*

幌延深地層研究所の深度140mの調査坑道において、水平坑道の掘削が周辺岩盤の水理環境に与える影響を把握するため、坑道周辺岩盤を対象として間隙水圧と合わせて岩盤水分量のモニタリングを実施した。モニタリングの結果、水平坑道の掘削が開始されると間隙水圧の低下と整合するように水分量の低下が認められた。しかしながら、掘削から約6か月が経過した頃から間隙水圧は引き続き低下する一方で、水分量は増加する挙動を示した。現時点の水分量は水平坑道掘削開始前より小さい値で安定した状態を示しつつあることや、坑道壁面から2m離れた計測地点と比較して坑道壁面に近い(坑壁からの離間距離1m)地点の飽和度が小さいことが明らかになった。今後も引き続き水分量モニタリングを継続するとともに、岩盤の応力状態の変化や変位量,比抵抗・弾性波速度分布などのデータを用いて水平坑道の掘削に伴う坑道周辺の岩盤力学特性との関連について検討を行う。

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