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レーザー逆コンプトン$$gamma$$線を用いた$$^{40}$$Caの光核共鳴散乱実験

Nuclear resonance fluorescence measurements on $$^{40}$$Ca using laser Compton scattering $$gamma$$ rays

静間 俊行; 早川 岳人; 川瀬 啓悟; 宮本 修治*; 堀川 賢*; 藤原 守

Shizuma, Toshiyuki; Hayakawa, Takehito; Kawase, Keigo; Miyamoto, Shuji*; Horikawa, Ken*; Fujiwara, Mamoru

陽子数又は中性子数が魔法数(28, 50, 82, 126など)となる閉殻核やその近傍核では、低い励起エネルギー準位に、核子のスピンフリップによる磁気双極子振動モードが現れる。しかしながら、陽子数,中性子数ともに魔法数20となる$$^{40}$$Caでは、殻構造により、核子のスピンフリップによる磁気双極子励起が禁止される。つまり、$$^{40}$$Caは殻模型がよく成り立つ原子核であると考えられている。一方、最近の大規模殻模型計算によると、$$^{40}$$Caにおける閉殻構造はかなりの程度破れていることが示唆されている。そこで、$$^{40}$$Caにおいて純粋な閉殻構造では禁止される基底状態からの磁気双極子遷移の強度分布を調べることにより、魔法数20の閉殻構造を明らかにすることが可能である。本セミナーでは、$$^{40}$$Caに対する光核共鳴散乱実験の結果について報告する。

no abstracts in English

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