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ITERトリチウム除去設備の設計及び開発の現状

Current R&D situation of ITER atmosphere detritiation system

林 巧; 岩井 保則; 小林 和容; 磯部 兼嗣; 中村 博文; 河村 繕範; 山西 敏彦; Perevezentsev, A.*

Hayashi, Takumi; Iwai, Yasunori; Kobayashi, Kazuhiro; Isobe, Kanetsugu; Nakamura, Hirofumi; Kawamura, Yoshinori; Yamanishi, Toshihiko; Perevezentsev, A.*

日本原子力研究開発機構は、ITERのトリチウムプラントにおいて、トリチウム除去設備(DS)の50%を詳細設計に基づき調達分担することとなっている。DSは、ITERの安全上重要な機器(SIC:Safety Important Component)であり、燃料サイクルを構成する設備はもとより、トカマク及びホットセル建家や許認可とも密接に関係し、高い稼働率と信頼性が求められている。処理対象は、(1)平常時においてはトリチウム汚染排ガス処理,段階的負圧制御,保守時の真空容器等やホットセルの雰囲気トリチウム制御,(2)異常時においてはすべてのトリチウム漏洩区画の負圧維持とそれに伴う建家外への排出ガスのトリチウム除去。安全上必須(SIC)の要求は負圧・負圧差維持と建家外排出ガスの除染であり、停電,単一故障想定及び火災時の機能確保が求められる。触媒酸化・水分吸着方式の従来設備と触媒酸化・水-水蒸気交換方式の新型設備を組合せ、それぞれ1500m$$^{3}$$/h程度の標準型モジュールを複数系統配置することで設計を最適化した。現在、ケーブル火災時の触媒被毒影響評価と1/4規模の水-水蒸気交換塔のトリチウム除去性能実証試験を実施中である。

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