Establishment of neutron fluence monitoring techniques for quasi-monoenergetic neutron calibration fields of high energy at TIARA
TIARAの高エネルギー準単色中性子校正場用の中性子フルエンスモニタリング技術の確立
志風 義明 ; 谷村 嘉彦 ; 三枝 純; 堤 正博; 内田 芳昭*; 吉澤 道夫 ; 原野 英樹*; 松本 哲郎*; 水橋 清
Shikaze, Yoshiaki; Tanimura, Yoshihiko; Saegusa, Jun; Tsutsumi, Masahiro; Uchida, Yoshiaki*; Yoshizawa, Michio; Harano, Hideki*; Matsumoto, Tetsuro*; Mizuhashi, Kiyoshi
20MeV以上の中性子に対する中性子校正場は、国内で未整備である。そこで、原子力機構・高崎量子応用研究所TIARAの数十MeV領域の高エネルギー準単色中性子照射場を利用して、校正場の開発を行った。この校正場の中性子フルエンスを直接モニタするために、透過型フルエンスモニタを開発した。整備予定の3エネルギー点でモニタの特性評価を行い、透過型モニタの計数率と照射中性子強度との相関が良好であることを確認できた。また、各測定ごとのモニタ計数値、及び、ビームタイム中のビーム強度の変動を表示・記録できる計測システムを整備し、運用を開始した。また、絶対測定データをもとに基準検出器の値付けを行い、実験ごとにフルエンスモニタに値を移す手順を取り決めた。これらにより中性子フルエンスのモニタ技術を確立し、高エネルギー中性子校正場を確立した。
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- 登録番号 : AA20100122
- 抄録集掲載番号 :
- 論文投稿番号 : 10927
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