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回転プラズマにおける抵抗性壁モードの理論・シミュレーション研究

Theory and simulation for resistive wall modes in rotating plasmas

白石 淳也; 相羽 信行; 徳田 伸二*; 矢木 雅敏*

Shiraishi, Junya; Aiba, Nobuyuki; Tokuda, Shinji*; Yagi, Masatoshi*

JT-60SAに代表される高性能定常トカマクにおいて、プラズマ回転による抵抗性壁モード(RWM: Resistive Wall Mode)の安定化機構の解明は重要な課題の一つである。本招待講演では、RWM安定性における回転の効果について、以下に述べる三つの手法により総合的に解析を行った結果を報告する。(1)回転が重要となる領域を詳細に調べるために、接続問題による解析を行った。接続問題は回転がない場合にのみ適用可能であったが、本研究では、無限に薄い内部層ではなく、有限な厚みを持つ内部領域を用いることにより特異点解析を可能にした。(2)新しい内部層方程式を導出して、解析的なRWMの分散関係を導出し、回転だけでなく、回転シアもRWM安定性に重要であることを示した。(3)実形状トカマクにおいて、RWMに対する回転の効果を数値的に解析するために、回転を含む線形MHD安定性解析コードMINERVAと真空/抵抗性壁解析コードRWMaCを結合した。トロイダル回転が存在することによる平衡の変化に起因する安定化効果と、回転が直接安定性に及ぼす効果をそれぞれ分離して解析した。

no abstracts in English

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