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The Free energy profile of nucleosomal DNA sliding

ヌクレオソームDNAがスライドする時の自由エネルギー地形

金枝 直子; 石田 恒; 河野 秀俊

Kanaeda, Naoko; Ishida, Hisashi; Kono, Hidetoshi

ヌクレオソームはヒストンタンパク質とそれに約2回転巻き付く146塩基対のDNAより構成され、クロマチンの基本的な繰り返し構造である。転写や複製などの核内反応が起きるとき、ヌクレオソーム構造は形成・破壊される。例えばヌクレオソームDNAは、ヒストンタンパク質の回りでそのポジショニングを変更することが知られている(スライディング)。このヌクレオソーム構造の形成・破壊は、核内反応の制御に重要である。本研究はX線結晶構造からスタートし、全原子モデルを用いてヌクレオソームDNAがスライドするときの自由エネルギープロファイルを描く。その結果、スライド時には自由エネルギープロファイルにおいて複数の準安定状態が出現するが、それはDNAとヒストンタンパク質の間に強い静電相互作用が生成消滅するためだと推測された。

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