乾式再処理技術開発におけるリン酸塩ガラスの役割と特性について

The Role and characteristics of phosohate glass system in the development of pyroreprocessing

日本原子力研究開発機構では、乾式再処理技術開発の一環として、鉄リン酸塩ガラス系を用いた使用済み電解質からの核分裂物質(FP)の分離、及び分離したFPの鉄リン酸塩ガラス系による安定化処理について検討を行っている。これまでの試験結果によると、使用済み電解質中のFPをリン酸塩転換することにより、ランタノイド系FPを沈殿物として分離でき、これを鉄リン酸塩ガラス系のろ過材で回収できることが判明している。また鉄リン酸塩ガラス系を収着材として用いることにより、使用済み電解質に溶解しているFPの分離も可能である。このようにして分離した各種FPは、鉄リン酸塩ガラス系をガラス媒体として化学的に耐久性のある固化体に加工することができる。

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使用言語	:	Japanese
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発行年月	:
発表会議名	:	サスティナブル材料プロセシング第6回講演会
開催年月	:	2011/03
開催都市	:	松山
開催国	:	日本
キーワード	:	no keyword

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受委託・共同研究相手機関	:	東京工業大学; セントラル硝子; 秋田大学

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登録番号 : BB20103879
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