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植物分子イメージングで見えてくる植物の栄養生理

Molecular imaging for studying plant nutrition and physiology

河地 有木; 鈴井 伸郎; 石井 里美; 尹 永根; 山崎 治明; 藤巻 秀

Kawachi, Naoki; Suzui, Nobuo; Ishii, Satomi; Yin, Y.-G.; Yamazaki, Haruaki; Fujimaki, Shu

分子イメージングを基盤とする可視化技術は、とりわけ植物栄養学においても大きなアドバンテージをもたらすとわれわれは考え、栄養や環境汚染物質といった植物体内物質の可視化技術の開発を行ってきた。いわゆる、この植物分子イメージング研究とは、多様な生育条件や遺伝的条件に対する元素動態の応答のイメージングによる、輸送メカニズムの解明や最適な栽培条件の探求にある。ここで植物研究におけるイメージング技術の特長は、非接触性と厳密な撮像環境の構築となる。接触による植物個体へのストレスは元素動態に大きな変化をもたらし、温度・湿度・光量等も実験対象植物内の元素動態を大きく左右することをわれわれは明らかにしてきた。これら環境条件を完全に制御し、研究対象の条件のみを変化させることができるイメージング実験環境の構築こそが、植物分子イメージング研究を成立させる必須条件だという結論に至った。

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