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アナログモデル実験による北海道幌延地域の隆起評価

Estimation of uplift around Hokkaido Horonobe area by analogue model experiment

中務 真志*; 山田 泰広*; 常盤 哲也

Nakatsukasa, Masashi*; Yamada, Yasuhiro*; Tokiwa, Tetsuya

高レベル放射性廃棄物の地層処分システムに関する長期挙動を予測するうえで地質構造発達過程を把握することは必要不可欠であり、現地調査とともに実験的アプローチにより、地質構造発達過程を系統的に理解することが重要である。そこで本研究では、北海道幌延地域を対象としたアナログモデル実験により、本地域における隆起・削剥と地質構造発達過程の関連性について評価した。その結果、モデルの平均隆起速度を相似律に基づいて実際のスケールに換算すると0.33m/kyから0.45m/kyとなり、段丘の形成年代から推測される隆起速度と整合的な結果が得られた。また、モデルで生じた3条の断層を幌延断層,大曲断層,サロベツ断層帯にそれぞれ対比させた場合、今回の実験結果からは幌延・大曲断層は今後の削剥の有無に関係なく停止状態を維持すること、今後も引き続きサロベツ断層帯が活動を続けるものと予測できることが示された。

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