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沿岸域の地質環境調査の体系化へ向けた事例整理

A Case for systematization of coastal geological environments

松崎 達二; 岩月 輝希  ; 新里 忠史  ; 常盤 哲也; 大山 卓也 ; 藪内 聡

Matsuzaki, Tatsuji; Iwatsuki, Teruki; Niizato, Tadafumi; Tokiwa, Tetsuya; Oyama, Takuya; Yabuuchi, Satoshi

地層処分事業では、文献調査,概要調査,精密調査の事業段階ごとに、地質環境調査にかかわる一連の作業(調査,解析,モデル更新)を行うとしている(例えば、原子力発電環境整備機構、2010)。特に概要調査段階は、文献調査で構築した地質環境モデルを具体的な地質環境調査結果によって確認・更新し、確度・精度を向上する重要な段階と位置付けられる。したがって概要調査段階において地質環境調査を実施する際には、地質環境モデルの確度・精度の向上に必要な調査項目やその仕様を、的確に決定することが必要である。また、長期に渡る調査となるため調査段階ごとに得た知見に基づき、当初計画の基本を踏襲しつつ柔軟な計画変更や調査実施を行える仕組みを構築しておくことが必要である。そのためには、実際に地質環境調査を実施した事例をもとに、技術的ノウハウ・理想的な作業手順・判断ポイントなどの知見を体系的方法論に基づいてまとめておく必要がある。この観点から、筆者らは北海道幌延地域での沿岸域プロジェクト(沿岸域の地質環境特性の調査評価技術に関するプロジェクト)において地質環境調査を実施しつつ、沿岸域特有の調査・評価の具体的方法にかかわる知見の蓄積,体系化を目指した整理を行っている。

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