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大電力ミリ波帯導波管リング型ダイプレクサーにおける不要高次モードに関する研究

A Study of unwanted higher orer modes in waveguide resonance ring diplexer for high power millimeter wave

小田 靖久; 菅原 修平*; 渥美 幸平*; 山口 智輝*; 三枝 幹雄*; 坂本 慶司

Oda, Yasuhisa; Sugawara, Shuhei*; Atsumi, Kohei*; Yamaguchi, Tomoki*; Saigusa, Mikio*; Sakamoto, Keishi

リング共振器型ダイプレクサーは、電子サイクロトロン加熱で使用される大電力ミリ波ビームの出力周波数を周波数変調させることで、高速での出力方向の切り替えを実現するものであり、効率的なプラズマ加熱に必要な技術である。本研究では、導波管リングで構成される共振器構造をもったダイプレクサーの出力特性の計測を行い、特に出力ビームに含まれる不要高次モード成分の影響についての評価を行った。実験では、10mW出力低電力発振源と高感度検波システムを用いて、170.1GHzから170.3GHzの出力ビームの分布を計測し、基本伝播モード純度と不要高次モード成分を算出した。その結果、周波数が高くなるにつれ基本伝播モード純度が低下し、不要高次モード成分が増大することが確認されたが、モード純度は93%以上を確保することができた。

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