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幌延深地層研究所

The Horonobe Underground Research Laboratory

津坂 仁和

Tsusaka, Kimikazu

幌延深地層研究計画は、原子力発電で使われた燃料を再処理した際に生じる高レベル放射性廃棄物の地層処分にかかわる技術的信頼性の向上のために、日本の代表的な地下深部環境の1つである堆積岩かつ塩水系地下水を対象として、原子力機構が実施する研究施設計画である。同計画では、「地上からの調査研究段階(第1段階)」、「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階)」、「地下施設での調査研究段階(第3段階)」の3つの研究段階を20年程度で進める。計画において整備される地下施設は、深度500mの3本の立坑(換気立坑1本(内径4.5m)、アクセス立坑2本(内径6.5m))とそれらを結ぶ4つの深度(深度140m, 250m, 350m及び500m)での調査坑道からなる。地下施設の建設における特徴的な施工及び維持管理として、地下施設工事に伴う湧水の抑制対策、地下水の湧出に伴うメタンガスを主成分とする可燃性ガスの対策、堆積軟岩中での大深度立坑の施工の3つが挙げられる。この地下施設は、研究開発を進めていく施設であるとともに、非専門家を含む幅広い人々に地層処分に関する研究開発の理解を深めていただく場としての意義を有している。

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