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Ce$$_{x}$$Gd$$_{1-x}$$Niの軟X線吸収磁気円二色性測定

Soft X-ray absorption magnetic circular dichroism study of Ce$$_{x}$$Gd$$_{1-x}$$Ni

岡根 哲夫  ; 矢野 一雄*; 山上 浩志; 藤森 淳; 西村 克彦*; 石川 義和*; 佐藤 清雄*

Okane, Tetsuo; Yano, Kazuo*; Yamagami, Hiroshi; Fujimori, Atsushi; Nishimura, Katsuhiko*; Ishikawa, Yoshikazu*; Sato, Kiyoo*

希土類金属-遷移金属合金における元素ごとの磁性の振る舞いを分離して観測することは、この合金系においてどのような元素組成の組合せにおいてどのような磁性が発現するかを予測するうえで重要な知見となる。GdNiではGd 4f電子とNi 3d電子による磁性が反平行にカップリングしているが、このGdサイトをCeに置換したCe$$_{x}$$Gd$$_{1-x}$$Ni混晶化合物においては顕著な磁化の減少が生じ、最終的に常磁性基底状態を持つCeNiに帰着する。Gd 4f電子とNi 3d電子の磁気モーメントがCe置換によりどのような影響を受けるか、混晶内でCeの4f電子はどのような磁性状態を持っているのかを理解するため、Ce$$_{0.2}$$Gd$$_{0.8}$$Ni単結晶試料に対するGd $$M_{4,5}$$吸収端, Ce $$M_{4,5}$$吸収端, Ni $$L_{2,3}$$吸収端におけるXMCD測定実験を行った。実験の結果、Ce 4f電子がGd 4f電子と反平行な磁気モーメントを持ち、その強度がいったん極大値に達した後に磁場の増大とともに減少するという興味深い振る舞いを示すことを明らかにした。

no abstracts in English

使用言語

 :

Japanese

掲載資料名

 :

巻

 :

号

 :

ページ数

 :

発行年月

 :

発表会議名

 :

日本物理学会2012年秋季大会(物性)

開催年月

 :

2012/09

開催都市

 :

横浜

開催国

 :

日本

キーワード

 :

no keyword

特許データ

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PDF

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論文URL

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研究データの公開先DOI

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使用施設

 :

SPring-8(大型放射光施設)

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