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成膜中その場紫外光照射したC$$_{60}$$薄膜のポリマー化

Polymerization in C$$_{60}$$ thin films deposited under ${it in situ}$ UV light irradiation

境 誠司; 谷本 久典*; 松本 吉弘; 圓谷 志郎; 大伴 真名歩; 新井 大二朗

Sakai, Seiji; Tanimoto, Hisanori*; Matsumoto, Yoshihiro; Entani, Shiro; Otomo, Manabu; Arai, Daijiro

C$$_{60}$$分子が共有結合したC$$_{60}$$ポリマーは特異な電子状態を持つことから、C$$_{60}$$ポリマー膜では通常のC$$_{60}$$膜とは異なる物性の発現が期待されている。C$$_{60}$$分子は光照射や高温高圧保持,電子線照射など種々の方法によってポリマー化することが知られており、中でも光照射法は作製コストやポリマー領域の制御といった点で有利である。しかしC$$_{60}$$膜への光の侵入長は数十nm程度であるため、成膜後に光照射した膜ではポリマー化は表面近傍のみであり、均質な膜とはならない。本研究では成膜中にその場紫外光照射することで膜厚約300nmのポリマー化C$$_{60}$$厚膜を作製し、XRD解析及びラマン散乱測定を行った。ポリマー化したC$$_{60}$$膜は最大4%程度格子が収縮しており、一般に光照射で生成するとされるC$$_{60}$$二量体よりも重合度の高い六量体程度のポリマーが生成していることが示唆された。

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