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福島県における放射性核種の環境中移動調査・研究,4; 線量率測定

Long-term assessment of transport of radioactive contaminant in the environment of Fukushima, 4; Air dose rate mearurement

中間 茂雄 ; 石井 康雄; 石川 浩康 

Nakama, Shigeo; Ishii, Yasuo; Ishikawa, Hiroyasu

日本原子力研究開発機構が進める「福島長期環境動態研究(F-TRACE)」では、東京電力福島第一原子力発電所での事故により福島県を中心に飛散した放射性物質のうち、現在の空間線量率の支配核種である放射性セシウム(Cs-134及びCs-137)について、現地での観測結果及び移動評価モデルを用いて環境中での移動を予測するとともに、それらの移動に伴う被ばく線量の変化を推定、被ばく線量への影響が大きい移動経路を明らかにし、被ばく線量の低減に対して有効な移動抑制等の対策の提案を目指している。現在、環境中に存在する放射性セシウムはおもに土壌粒子や植物等に付着しており、それらが水流や風で移動することにより環境中の空間線量率等が変化すると考えられる。そこで、本研究では、除染モデル実証事業により除染が行われた区域を対象として、区域内外の未除染の森林や周辺の未除染区域からの放射性セシウムの流入の有無を調査し、その移動過程の推定と除染エリアの再汚染の評価、並びに森林やその周辺での各調査から得られた移動過程に関する調査結果の検証を目的として、長期的な空間線量率等の測定を実施した。本報では、平成24年11月からこれまでの測定結果を報告する。

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