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音響スピンポンピングの理論

Theory of the acoustic spin pumping

安立 裕人; 前川 禎通

Adachi, Hiroto; Maekawa, Sadamichi

スピン角運動量の流れであるスピン流はスピントロニクスの中核をなす物理量であり、その生成・操作・検出方法の確立が現在活発に研究されている。これまでに最も確立されたスピン流の生成方法の一つに、強磁性体から金属電極にスピン流を注入する強磁性共鳴スピンポンピングが挙げられる。ここでスピンポンピングの微視的メカニズムをよく考えてみれば、磁化の非平衡状態(もしくはマグノンの非平衡分布)を作り出すいかなる揺動でもスピンポンピングを駆動することが可能であることが示唆される。そのような揺動の一例として、マグノン・フォノン相互作用によってマグノンの非平衡状態を作り出す、音波(フォノン)が挙げられる。実際、音波によって磁化ダイナミクスを駆動するアイデアは古くから存在している。本講演ではこの音響スピンポンピングの線型応答理論について報告し、強磁性共鳴スピンポンピングとの類似点と相違点について議論する。

no abstracts in English

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