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汚染された災害廃棄物等の再利用に向けた取り組み,1; 海岸防災林の盛土材への再利用にかかわる線量評価

Research approach to safety reuse of disaster wastes contaminated by radioactive material, 1; Dose estimate for the reuse as embankment material of seaside protection forest

澤口 拓磨 ; 武田 聖司 ; 木村 英雄; 田中 忠夫 

Sawaguchi, Takuma; Takeda, Seiji; Kimura, Hideo; Tanaka, Tadao

原子力発電所事故の影響により汚染された災害廃棄物については、可能な範囲で再利用等を行い、その埋設処分量をできるだけ減少させることが望まれている。本研究では、これまでに原子力機構で整備してきたクリアランスレベル評価手法を活用し、汚染されたコンクリートくず等を再生資材として海岸防災林の盛土材へ利用した場合における作業者、一般公衆の被ばく線量を評価した。線量評価結果に基づき、原子力安全委員会が提示した再利用にあたっての基準を満たすコンクリートくず等の放射性Cs濃度を導出した。さらに、環境省が示した「管理された状態での災害廃棄物の再生利用にかかわる目安値(放射性Cs濃度: 3,000Bq/kg)」程度の災害廃棄物を再利用可能とするための条件について検討した。その結果、海岸防災林の盛土厚さを2.0mまでとし、(1)その上に厚さ1.0mの覆土を行うか、(2)盛土幅を20mにして覆土厚さを0.3m以上にすることで、3,000Bq/kg程度のコンクリートくず等を海岸防災林の盛土材として再利用できることを示した。

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