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重粒子線の動径線量

Radial dose for heavy particle beam

森林 健悟

Moribayashi, Kengo

動径線量はイオンと物質との相互作用を理解する上で重要な物理量であり、生命医科学の分野に広く応用されている。普及されている動径線量には、その動径に沿って付与する線量が大きく異なる二通りのモデルがある。これは、イオンと物質との相互作用の理論モデルが二通りあり、それらがそれぞれ異なった線量分布を導き出したためである。我々は、二通りの理論モデルが共存できるシミュレーションモデルを開発し、入射イオンのエネルギーにより自動的に動径線量がどちらかの理論モデルの特徴をもつように振り分けることに成功した。この結果は、正確な動径線量の推定に役立つと共に、イオンと物質の相互作用の物理現象の深い解明に繋がると期待させるものである。

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