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JT-60SAトムソン散乱計測システムの設計進展状況

Developments of a JT-60SA Thomson scattering diagnostic system

東條 寛; 山田 一博*; 安原 亮*; 谷塚 英一; 舟場 久芳*; 林 浩*; 波多江 仰紀; 伊丹 潔

Tojo, Hiroshi; Yamada, Ichihiro*; Yasuhara, Ryo*; Yatsuka, Eiichi; Funaba, Hisamichi*; Hayashi, Hiroshi*; Hatae, Takaki; Itami, Kiyoshi

JT-60SAトムソン散乱計測システムの設計の進展状況を報告する。周辺プラズマ計測用の集光光学系については、ペッツバールレンズ方式を基本とした屈折型光学系を新たに考案し、必要な分解能と集光性能を有するとともに、直径200mmのレンズを用いることで、製作を容易とする新しい光学系の設計を得た。中心計測用と周辺計測用の2つの光学系にとって、最も良好な計測精度が期待できるレーザーの偏光角条件を、相対論効果を考慮した散乱スペクトルを新たに評価することで明らかにした。具体的には、中心集光光学系を単独に考えた場合における理想的な偏光角に対して50度離れた偏光角とした時に、プラズマ中心から周辺までの分布全体で電子温度の平均誤差を6%程度とできる見込みを得た。JT-60SAでは、レーザーをプラズマ中に往復させる電子温度計測法と相対感度較正法を採用する計画としている。それらの実証実験を大型ヘリカル装置(LHD)にて行った。その結果、散乱スペクトルが広がる電子温度が比較的高い(1keV以上)条件で、電子温度は安定した精度で求まり、相対的な透過率も約10%以下の精度で計測できることを初めて実験的に明らかにした。

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