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広い照射野をもつ屋外$$gamma$$線照射場の構築

Establishment of the outdoor $$gamma$$-ray irradiation field with wide irradiation area

吉田 忠義 ; 星 勝也 ; 土子 泰弘*; 須藤 雄大*; 辻村 憲雄   

Yoshida, Tadayoshi; Hoshi, Katsuya; Tsuchiko, Yasuhiro*; Suto, Yudai*; Tsujimura, Norio

原子力事故などによって形成された広範囲にわたる放射性汚染場において、移動や線量率分布測定などに用いられる車両の遮蔽効果などを評価することを主目的とした、広い照射野をもつ屋外$$gamma$$線照射場を構築した。日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所の計測機器校正施設は、校正場の室内散乱線を抑制するため、遮蔽は建屋の壁面によらず、建屋周辺に巡らせた遮蔽用土堤によって行う構造をもつ。この建屋外まで放射線が飛来する構造を活用して、自動車全体に$$gamma$$線が照射できる照射場を整備した。照射に用いる$$^{137}$$Cs照射装置に装備された強度の異なる4つの線源を選択することにより、0.12$$sim$$320$$mu$$Sv/h(2014年4月1日現在)の照射を行うことができる。コリメータ開き角から見込まれる照射野直径は6.8mであり、このうち照射野中心の線量率から2%以内の均一性を有する範囲は、直径2mにわたる。前後方向についても$$pm$$15cmの範囲で線量率変化は2%以内であり、自動車の設置精度からみても十分な均一性を有していることを確認した。

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