検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

JT-60SA平衡磁場コイル製作の進展

Progress of manufacturing EF coils in JT-60SA

土屋 勝彦; 村上 陽之; 木津 要; 小出 芳彦; 吉田 清

Tsuchiya, Katsuhiko; Murakami, Haruyuki; Kizu, Kaname; Koide, Yoshihiko; Yoshida, Kiyoshi

JT-60SA装置は、日欧共同プロジェクト「幅広いアプローチ」の 「サテライト・トカマク装置」と国内重点化装置計画との合同計画に基づき、建設が進められている。本装置の超伝導コイルは日欧協力のもとで製作しており、日本は平衡磁場(EF)コイルと、中心ソレノイドを担当している。EFコイルは6つの円形コイルで構成されるが、このうちEF4,5,6の各コイルは、トロイダル磁場(TF)コイルの下部に設置されるため、TFコイルや真空容器などに先行して製作し、完成状態で本体底部に予め設置(仮設置)されている必要がある。これら3つのコイルは、2014年1月に全て完成し、その後、トカマク本体底部の所定場所に仮設置した。これらのコイルは最小のEF4で直径4.5m、EF6で10.5mと巨大であるが、プラズマの形状制御を行うことから高い精度が要求されていた。完成したコイルの電流中心半径のばらつきは、EF4, 5, 6の各コイルについて、それぞれ0.6, 1.0, 2.3mmと、要求精度の1/3以下となり、特にEF4は要求精度の1/10という高い精度で製作することができた。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.