検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

ITERだより,46

Latest information on ITER Project, 46

森山 節子; 閨谷 譲; 上野 健一

Moriyama, Setsuko; Neyatani, Yuzuru; Ueno, Kenichi

第14回ITER理事会は、2014年6月18, 19日に、フランスのサン・ポール・レ・デュランスで開催された。プロジェクトが前進する中で理事会はITERの進展と挑戦的課題を評価した。原子力機構はITERトロイダル磁場(TF)コイルの実機巻き線作業に着手した。TFコイルの製作では、導体の超伝導生成のために650$$^{circ}$$Cで約100時間の熱処理をする必要がある。一定の高性能超伝導を確保するためには、650$$pm$$5$$^{circ}$$Cで温度を保持する必要がある。今回、実機TFコイル製作用の熱処理炉を製作し、検証試験において650$$pm$$5$$^{circ}$$Cを十分に満足することを確認した。これにより、実機TFコイル巻線の熱処理作業に向けた最終準備段階に進んでいる。原子力機構はCS用導体の試作を2012年から開始し、このたび、最初の5本の導体が北九州の工場で完成した。同導体は6月25日に北九州港響灘において次の製作工程を担当する米国へ引き渡され、米国カリフォルニア州ロングビーチに向けて貨物船で輸送が開始された。これにより、日本が担当しているITER用機器が初めて海外に渡るという、ITERの建設における日本の貢献の重要な節目となった。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.