検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

J-PARCの大強度中性子を利用した単結晶中性子構造解析の最前線

Current status and future prospect of single crystal neutron structure analysis by using J-PARC

大原 高志   

Ohara, Takashi

J-PARC/MLFでは現在2台の単結晶回折計が稼働している。これらの回折計ではパルス中性子の特徴を利用したtime-of-flight(TOF) Laue法によって広い逆空間を一度にスキャンできるため、J-PARCの大強度中性子と相まって従来に比べて小さい0.5mm角程度の単結晶試料を用いた測定が現実的なビームタイムで可能となった。加えて、SENJUでは極低温($$sim$$4K)や磁場($$sim$$7T)環境下での測定が可能であり、高温や高圧、電場といった様々な試料環境の整備も進めている。これにより、これまで結晶サイズの問題から測定を諦めざるを得なかった様々な機能性有機・有機金属結晶の単結晶中性子構造解析を、その機能が発現する環境下で実現できると期待される。本講演ではJ-PARCの単結晶中性子回折計を活用した結晶化学の最新状況を紹介する。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.