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イオンビームを照射したアマランサスM2世代のセシウム吸収能の評価

Evaluation of Cesium accumulating ability in M2 generation of Amaranthus irradiated with ion beams

根本 和洋*; 南 峰夫*; 松島 憲一*; 敦川 亜紀子*; 木下 純一*; 長谷 純宏

Nemoto, Kazuhiro*; Minami, Mineo*; Matsushima, Kenichi*; Tsurukawa, Akiko*; Kinoshita, Junichi*; Hase, Yoshihiro

ヒユ科ヒユ属のアマランサスは、Cs吸収能が高い植物の一つとして知られており、放射性物質に汚染された土壌からの放射性セシウム除去に有効である可能性がある。本研究では、アマランサスのCs超集積変異体の獲得を目指し、イオンビームを照射して得られたM2集団における突然変異体の観察およびCs吸収量の測定とその評価を実施した。矮性, 早生, 葉緑素変異, 形態変異, 花色変異および花序形態変異など様々な変異体が観察された。最も出現頻度の高かった花序色変異では、コントロールの赤紫色に加え、桃色, 赤色, 濃赤紫色, 黄緑色等多くの変異体が観察された。花序形態では、途中で花序の生育が止まり花房のみが生長する有限伸育性の花序が観察された。また、実用形質としては、矮性や早生変異体が観察され、今後の育種素材としての利用が期待される。Cs吸収量は現在測定中であるが、高吸収を示す候補個体が得られている。今後、選抜した個体をM3世代へと展開し、Cs吸収量の評価を再度実施する予定である。

no abstracts in English

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