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論文

Chemical form consideration of released fission products from irradiated fast reactor fuels during overheating

佐藤 勇; 田中 康介; 小山 真一; 松島 健一*; 松永 純治*; 平井 睦*; 遠藤 寛*; 羽賀 一男*

Energy Procedia, 82, p.86 - 91, 2015/07

 被引用回数:2 パーセンタイル:17.57(Nuclear Science & Technology)

高速炉シビアアクシデントの加熱条件を模擬した実験が照射燃料を用いて、これまでに行われている。本研究では、照射燃料に含まれている核分裂生成物(FP)の化学形を熱化学的平衡計算で評価した。温度2773Kと2993Kでは、Cs, I, Te, Sb, Pd及びAgのほとんどは気体状の成分でである。CsとSbは温度勾配管(TGT)で検出されているが、その化学形としては元素状Cs, CsI, Cs$$_{2}$$MoO$$_{4}$$, CsO及び元素状Sb, SbO, SbTeと推測される。実験結果と計算結果を比較すると、CsIは熱化学的に振る舞い、TGTで捕捉されるが、一方で、元素状Csは微粒子状で移動する傾向にある。気相のFPの移動挙動は、熱化学的のみならず、粒子動力学にも従うものと考えられる。

論文

アマランサスにおける$$gamma$$線と炭素イオンビームの最適線量の検討

根本 和洋*; 敦川 亜紀子*; 南 峰夫*; 松島 憲一*; 長谷 純宏

JAEA-Review 2014-050, JAEA Takasaki Annual Report 2013, P. 112, 2015/03

アマランサス(${it Amaranthus spp.}$)は、中南米起源のヒユ科の作物で、子実中には必須アミノ酸のリジンや鉄分、カルシウム等のミネラルが豊富に含まれる。また、セシウム吸収能力の高い植物の一つとしても知られ、環境修復への利用の可能性を秘めている。しかしながら、これまでのアマランサス育種は既存の遺伝資源を系統選抜したものが多く、利用できる育種素材が限られているのが現状である。本研究では、新たな有用変異体の獲得とその育種利用を目的とし、変異原である$$gamma$$線および炭素イオンビームの最適照射線量を決定した。信州大学が保有する${it A. cruentus}$の6系統・品種(GA5252, GA5252$$cdot$$4x, U-84, U-100, メキシコ系および伊那市桃色系統)を用いた。$$gamma$$線では1200Gyを超えると全ての系統で生存率が0%になった。感受性には系統間差が認められ、GA5252が最も感受性が低く、U-84が最も感受性が高かった。炭素イオンビームにおいても$$gamma$$線の場合と同様な傾向で感受性の系統間差がみられた。変異体の作出には、$$gamma$$線では200$$sim$$500Gy、炭素イオンビームでは60$$sim$$120Gyが適正な線量と考えられた。

報告書

超深地層研究所計画における地下水の地球化学に関する調査研究; 瑞浪層群・土岐花崗岩の地下水の地球化学特性データ集(2004年4月$$sim$$2008年3月)

齋 正貴; 萩原 大樹; 松島 博之*; 野田 正利*; 納多 勝*; 安藤 賢一*; 田中 達也*; 上田 正*; 本田 ゆう子*; 水野 崇

JAEA-Data/Code 2010-010, 75 Pages, 2010/09

JAEA-Data-Code-2010-010.pdf:2.5MB

このデータ集は、2004年4月から2008年3月までに瑞浪超深地層研究所における研究坑道内、地上から掘削したボーリング孔(MSB-2号孔,MSB-4号孔及びMIZ-1号孔)から採取した地下水の地球化学特性データをとりまとめたものである。また、本データ集では、データを用いたさまざまな目的の解析を行う過程でデータの確認ができるように、試料採取地点,試料採取時間,採取方法及び分析方法などを示した。

口頭

過熱時の照射済高速炉燃料からの放出FPの化学形に関する考察

佐藤 勇; 田中 康介; 小山 真一; 松島 健一*; 松永 純治*; 平井 睦*; 遠藤 寛*; 羽賀 一男*

no journal, , 

照射済燃料中の核分裂生成物・燃料元素に対する加熱試験条件を模擬し、熱力学平衡計算コードを用いて気相化学形及び付着化学形の推定を行い、過熱時の燃料からの核分裂生成物の放出挙動を検討した。

口頭

海水を含む放射性廃液のホウ酸ガラスによる固型化の基礎研究

松島 怜達*; 新井 剛*; 齋藤 照仁*; 堀口 賢一; 菅谷 篤志

no journal, , 

現在、福島第一原子力発電所では、海水由来の塩化ナトリウム及び再臨界防止のために添加されたホウ酸を含む放射性廃液が大量に滞留している。この廃液を廃棄体化処理し埋設処分する場合、廃棄体からナトリウムやホウ酸が溶出し処分環境への影響が懸念される。そのため、これら化学物質を固定化できる固化マトリックスの開発が求められる。本研究では、浸出特性に優れるアモルファス構造を有し、かつ廃液に含まれるホウ酸を固型化材に活用できるホウ酸ガラス固化法に着目した。今回は、ホウ酸ガラスの浸出特性を改善する目的で金属元素を添加した試料を製作し、浸漬試験を実施した。金属元素として亜鉛(Zn)を添加することで、ナトリウムの保持特性が改善することを確認した。さらに、廃液中に含まれると考えられる夾雑物元素(10元素)を添加したところ、全容出期間を30倍以上に延伸できることを確認したが、本試験で評価した最長のNa全容出期間は約30年間であることを考慮すると、現段階では、ホウ酸ガラスを当該廃液の固型化技術に適用させるのは困難であると言える。

口頭

A Basic study for immobilization of radioactive polluted water derived from the Accident at Fukushima Nuclear Power Stations of Tokyo Electric Power Company using borate glass

松島 怜達*; 新井 剛*; 堀口 賢一; 菅谷 篤志

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故により大量の汚染水が発生しているが、現在は貯蔵されているだけの状態である。汚染水には海水由来の塩化ナトリウム及びほう酸を含有していると考えられ、これら化学物質を安定に固定できる新しいマトリックスの開発が求められている。本研究では、汚染水に含まれるホウ酸を固型化材に活用できるホウ酸ガラス固化法に着目した。これまでの研究において、ホウ酸と塩化ナトリウムを試薬でモル比1:0.5に混合し、1100$$^{circ}$$Cで3時間溶融し冷却することでホウ酸ガラスが作製できる事を確認した。ホウ酸ガラスの形成には、ガラス相から塩素が揮発することが重要である。今回は、ガラス相から塩素が揮発することを確認するため、ホウ酸ガラス作製中の温度挙動を調査した。

口頭

イオンビームを照射したアマランサスM2世代のセシウム吸収能の評価

根本 和洋*; 南 峰夫*; 松島 憲一*; 敦川 亜紀子*; 木下 純一*; 長谷 純宏

no journal, , 

ヒユ科ヒユ属のアマランサスは、Cs吸収能が高い植物の一つとして知られており、放射性物質に汚染された土壌からの放射性セシウム除去に有効である可能性がある。本研究では、アマランサスのCs超集積変異体の獲得を目指し、イオンビームを照射して得られたM2集団における突然変異体の観察およびCs吸収量の測定とその評価を実施した。矮性, 早生, 葉緑素変異, 形態変異, 花色変異および花序形態変異など様々な変異体が観察された。最も出現頻度の高かった花序色変異では、コントロールの赤紫色に加え、桃色, 赤色, 濃赤紫色, 黄緑色等多くの変異体が観察された。花序形態では、途中で花序の生育が止まり花房のみが生長する有限伸育性の花序が観察された。また、実用形質としては、矮性や早生変異体が観察され、今後の育種素材としての利用が期待される。Cs吸収量は現在測定中であるが、高吸収を示す候補個体が得られている。今後、選抜した個体をM3世代へと展開し、Cs吸収量の評価を再度実施する予定である。

口頭

東海再処理施設における低放射性廃液の処理技術開発,15; 実規模混練におけるセメント固化の検討

松島 怜達; 佐藤 史紀; 堀口 賢一; 小島 順二; 山下 昌昭*; 坂井 悦郎*; 新 大軌*

no journal, , 

東海再処理施設の低放射性廃棄物処理技術開発施設(LWTF)は、再処理施設より発生する低放射性の液体廃棄物及び固体廃棄物を処理する施設として建設され、コールド試験が実施されている。本施設では、液体廃棄物の処理に伴って発生する硝酸廃液に対し、ホウ酸塩を用いて固化体とすることとしていたが、現在は炭酸塩廃液に置換した後、セメント固化体とする計画であり、設備導入に向けた検討、設計を進めている。本報告では、本炭酸廃液について実規模大(200Lドラム缶)でのセメント混練・固化試験を行い、セメント固化体の強度及びセメント材の配合を変化させた場合の強度への影響について検討した結果を報告する。

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