検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

アマランサスにおける$$gamma$$線と炭素イオンビームの最適線量の検討

A Study on optimum irradiation dose of $$gamma$$-ray and carbon ion beams in grain amaranth

根本 和洋*; 敦川 亜紀子*; 南 峰夫*; 松島 憲一*; 長谷 純宏

Nemoto, Kazuhiro*; Tsurukawa, Akiko*; Minami, Mineo*; Matsushima, Kenichi*; Hase, Yoshihiro

アマランサス(${it Amaranthus spp.}$)は、中南米起源のヒユ科の作物で、子実中には必須アミノ酸のリジンや鉄分、カルシウム等のミネラルが豊富に含まれる。また、セシウム吸収能力の高い植物の一つとしても知られ、環境修復への利用の可能性を秘めている。しかしながら、これまでのアマランサス育種は既存の遺伝資源を系統選抜したものが多く、利用できる育種素材が限られているのが現状である。本研究では、新たな有用変異体の獲得とその育種利用を目的とし、変異原である$$gamma$$線および炭素イオンビームの最適照射線量を決定した。信州大学が保有する${it A. cruentus}$の6系統・品種(GA5252, GA5252$$cdot$$4x, U-84, U-100, メキシコ系および伊那市桃色系統)を用いた。$$gamma$$線では1200Gyを超えると全ての系統で生存率が0%になった。感受性には系統間差が認められ、GA5252が最も感受性が低く、U-84が最も感受性が高かった。炭素イオンビームにおいても$$gamma$$線の場合と同様な傾向で感受性の系統間差がみられた。変異体の作出には、$$gamma$$線では200$$sim$$500Gy、炭素イオンビームでは60$$sim$$120Gyが適正な線量と考えられた。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.