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軽水炉安全対策のための高性能監視システムの開発,5; 高温型MIケーブル用金属シース材の機械的特性

Research and development of high-performance monitoring systems for safety measures of LWRs, 5; Mechanical properties of metal sheath materials for high temperature-typed mineral insulated cables

中野 寛子  ; 上原 聡明; 武内 伴照   ; 柴田 裕司 ; 中村 仁一 ; 松井 義典 ; 土谷 邦彦 

Nakano, Hiroko; Uehara, Toshiaki; Takeuchi, Tomoaki; Shibata, Hiroshi; Nakamura, Jinichi; Matsui, Yoshinori; Tsuchiya, Kunihiko

東京電力福島第一原子力発電所事故への教訓として、原子力発電所における監視システムの高度化の一環として、過酷事故時でも炉内の計測データを伝送可能な金属被覆無機絶縁ケーブル(MIケーブル)を開発することが必要である。本研究では、高温高圧水ループ試験装置を整備し、純水中15MPa条件下にて、MIケーブル用金属シース材として選定したSUS316及びニッケル基の超合金であるNCF600の低ひずみ速度引張試験(SSRT)を行い、歪速度及び温度の影響について調べた。その結果、歪速度の低下に伴い、SUS316は最大引張強度及び歪が増大すること、NCF600は最大引張強度及び歪とも変化がないことを観測した。これにより、得られた実験値が文献値と同様な傾向を示すことから、所定の性能を有する試験装置であることが確認でき、今後実施する割れ感受性を評価するための標準値を取得することができた。

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