検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

原子力機構東海タンデム加速器の現状

Present status of JAEA-Tokai tandem accelerator facility

中村 暢彦

Nakamura, Masahiko

原子力機構東海タンデム加速器施設における2014年度の運転・整備状況を発表する。加速器の運転日数は156日であった。実験で利用されたイオン種は15元素(19核種)である。高電圧端子内イオン源(ECRイオン源)からのビーム利用は30%であった。最高運転電圧は18.1MVで8日間の利用があった。また、ECRイオン源からクラスタービームとして炭素分子の加速を行った。主な故障トラブルは、SF6ガス気化器の蒸気漏れ、インターロックシステムの故障、振り分け電磁石シム装置のギア欠け等があった。整備開発として、2013年より設置の準備を進めていた第2照射室は、使用の許認可、ビームライン組立や機器類の設置、制御システムの整備を完了し、2015年2月から運用を開始している。また、2015年度にはスケーリングプログラムによる加速エネルギーの変更に応答する新しい機構を備えたコロナプローブの設置を進めている。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.