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ヘリウムプロセスを用いたERL主加速超伝導空洞の性能回復試験

The TEST of the helium processing for the ERL main linac superconductive cavity

篠江 憲治*; 阪井 寛志*; 梅森 健成*; 江並 和宏*; 沢村 勝; 江木 昌人*; 古屋 貴章*

Shinoe, Kenji*; Sakai, Hiroshi*; Umemori, Kensei*; Enami, Kazuhiro*; Sawamura, Masaru; Egi, Masato*; Furuya, Takaaki*

エネルギー回収型リニアックで要求される性能を持つ超伝導加速器を製作したとき、縦測定では性能を満たしてもモジュール化しビームラインに組み込むと性能が劣化するということが起こる。そのような空洞の性能回復の手段としてヘリウムプロセスが有効であるとの報告がある。そこで我々の空洞についてヘリウムプロセスが可能かどうかを検証するために、モデル空洞を用いてヘリウムプロセスを行った。その結果、空洞性能回復が見られ、いくつかのエミッタを取り除くことができた。

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