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J-PARCの核破砕水銀ターゲット放射能監視システムの運用実績

Operational experience of activity monitoring system for mercury spallation target of J-PARC

原田 正英   ; 大井 元貴 ; 関島 光昭; 甲斐 哲也   ; 高田 弘   ; 春日井 好己  

Harada, Masahide; Oi, Motoki; Sekijima, Mitsuaki; Kai, Tetsuya; Takada, Hiroshi; Kasugai, Yoshimi

J-PARCのMLFで構築し運用している「水銀循環系統合放射能監視システム」(UHAM)は、水銀標的システム周辺のガスを連続的にサンプリングし、ガスから放出される$$gamma$$線のスペクトルを測定し、サンプリングガス中に核破砕生成物が含まれていないかどうかを監視している。UHAMは、平成23年から運用を始め、適宜、ハードウェアの追加、変更及び、ソフトウェアの修正を行い、現在では、放射性物質の漏洩の疑いがあると、警報や注意報、ビーム運転停止信号を発生する機能を有している。平成27年4月に、水銀標的の保護容器の不具合によって、これを装着した中性子標的密封容器内部の水分濃度上昇した事象が発生したとき、他のセンサーとともに、いち早く通常値からの変化を検知した。そして、核種分析の結果、検知した放射性物質は水銀に由来する物質ではなく、冷却水に由来する物質であることを確認できた。本発表では、UHAMの運用状況とその実績について、報告する。

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