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Theoretical study of beta decay for delayed neutron and decay heat

遅発中性子及び崩壊熱のための$$beta$$崩壊の理論的研究

小浦 寛之   

Koura, Hiroyuki

遅発中性子及び崩壊熱のための$$beta$$崩壊の理論的研究を行う。$$beta$$崩壊は原子核崩壊の一つであり、弱い相互作用で崩壊するという、原子核においては特異なプロセスである。原子炉運転の安全性において極めて重要な役割を果たす平均遅発中性子放出数$$overline{nu_{rm d}}$$は総和計算という考えで理解することができ、それは$$overline{nu_{rm d}}$$が核分裂生成物の個々の核種の遅発中性子放出割合と累積核分裂収率との積と和で与えることができるという物である。このうち遅発中性子数放出が$$beta$$崩壊の随伴現象であり、$$beta$$崩壊理論を用いて記述できる。同様に崩壊熱も$$beta$$崩壊に伴う$$beta$$線エネルギーと$$gamma$$線エネルギーの総和として表すことができる。本発表ではこの総和計算の考えに基づき、これらを$$beta$$崩壊の大局的理論を用いて扱い、$$beta$$崩壊及び遅発中性子割合、崩壊エネルギーに関する現状について考察する。

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