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核不拡散用アクティブ中性子非破壊測定技術の開発,4; 核物質同位体定量用NRTA装置の設計研究

Development of active neutron NDA techniques for nuclear non-proliferation, 4; Design study on NRTA technique for quantification of isotopes of nuclear materials

土屋 晴文 ; 北谷 文人  ; 呉田 昌俊   ; 前田 亮  

Tsuchiya, Harufumi; Kitatani, Fumito; Kureta, Masatoshi; Maeda, Makoto

核不拡散や核セキュリティ分野では、高線量場において核物質を非破壊で測定する必要性が高まっている。具体的には、使用済み燃料や溶融燃料デブリ中のUやPuの測定に加えて、将来の核変換用MA-Pu燃料の測定にも適用できる非破壊測定技術の開発が急務となっている。こうした必要性に叶う手段として、中性子共鳴透過分析法(NRTA)がある。NRTAはパルス中性子ビームを利用して、非破壊で試料中のさまざまな同位体を高精度で測定できる技術である。しかし現状、大半のNRTA装置は大型の電子線加速器を利用して、大強度な中性子ビームを発生させている。そのためにNRTA装置の汎用性が乏しくなっており、小型のNRTA装置の開発が必要と考えている。そうした観点のもと、小型のNRTA装置の基盤技術の開発や高度化に向けた知見を得るため、まずはD-T管を用いた小型のNRTA試験装置を開発している。本発表では、試験装置の概要を紹介し、数値計算によって得たその性能について報告する。

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