検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

ICP-MSによるSr-90分析のためのSr-88検量線の作成

Preparation of $$^{88}$$Sr calibration curve for $$^{90}$$Sr quantification by ICP-MS

内海 あずさ; 武石 稔 ; 三枝 純

Utsumi, Azusa; Takeishi, Minoru; Saegusa, Jun

福島第一原子力発電所の事故後、$$^{90}$$Srの迅速な分析法が求められるようになり、フローインジェクション装置にEichron社製Srレジンを接続し、Srの抽出からICP-MS測定までを連続的に行う手法が提案されている(Takagai et al., 2014)。この手法は、安定核種の$$^{88}$$Srで検量線を作成し$$^{90}$$Srの定量に使用する。このため管理区域外でも導入可能である。通常、検量線は測定対象の濃度に応じて作成するため、環境試料に含まれる$$^{90}$$Srを定量するにはppq$$sim$$pptの領域の$$^{88}$$Sr検量線が必要である。しかしこの濃度領域では、試薬や器具類に不純物として含まれる(あるいは付着している)Srの影響が大きく、$$^{88}$$Sr検量線の作成は困難であると考えられる。そこで今回は、試薬・器具類からの影響の低減及びpptオーダーでの$$^{88}$$Sr検量線の作成について検討を行った。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.