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過酷事故模擬環境を想定した高温型MIケーブル用シース材の腐食特性,3

Corrosion property of sheath materials using MI cables at conditions simulated severe accident, 3

中野 寛子; 広田 憲亮; 武内 伴照; 土谷 邦彦

Nakano, Hiroko; Hirota, Noriaki; Takeuchi, Tomoaki; Tsuchiya, Kunihiko

原子力発電所における監視システム高度化の一環として、過酷事故時でも炉内の計測データを伝送可能な高温型MIケーブルを開発している。特に、過酷事故時の原子炉内は、窒素,酸素,水素,水蒸気のほかに核分裂生成物等が含まれた混合ガス雰囲気中に暴露されることから、シース材の早期破損が懸念される。本研究では、MIケーブル用シース材として選定したSUS316及びNCF600について、燃料破損を想定した雰囲気(I$$_{2}$$, I$$_{2}$$/O$$_{2}$$, I$$_{2}$$/H$$_{2}$$O, I$$_{2}$$/O$$_{2}$$/H$$_{2}$$O)中における腐食特性調べた。その結果、NCF600は全雰囲気において試験片表面に厚さの均一な腐食生成物が観察された。SUS316は、I$$_{2}$$, I$$_{2}$$/O$$_{2}$$雰囲気では、表面に厚さの均一な腐食生成物が観察された一方で、I$$_{2}$$/H$$_{2}$$O, I$$_{2}$$/O$$_{2}$$/H$$_{2}$$O雰囲気では、表面に厚さの不均一な酸化皮膜が形成され、さらにこの酸化皮膜が異なる酸化物で構成された層状であることが観察された。以上より、I$$_{2}$$及びH$$_{2}$$Oの混合雰囲気では、SUS316表面で形成された酸化皮膜が破損と形成を繰り返し、層状に形成された可能性が考えられ複雑な腐食挙動を示していることが示唆された。

no abstracts in English

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