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坑道掘削に伴う掘削損傷領域と不飽和領域の形成に関する検討; 幌延深地層研究施設での調査

A Study on the development of excavation damaged zone and desaturation zone in the Horonobe Underground Research Laboratory

窪田 健二*; 大山 隆弘*; 末永 弘*; 野原 慎太郎*; 青柳 和平  ; 杉田 裕 

Kubota, Kenji*; Oyama, Takahiro*; Suenaga, Hiroshi*; Nohara, Shintaro*; Aoyagi, Kazuhei; Sugita, Yutaka

高レベル放射性廃棄物を地下深部に処分する際、坑道等の掘削に伴い掘削影響領域が発生する。掘削影響領域では、地圧や岩盤の強度との関係による岩盤の損傷(掘削損傷領域)、間隙水圧の低下や脱ガスの影響などによる水飽和度の低下(不飽和領域)などの変化が生じることが想定されている。これは、放射性核種の移行挙動に影響する可能性があることから、掘削影響領域の範囲や経時変化を把握することは重要である。本検討では、幌延深地層研究センターの140mおよび250m調査坑道において実施した比抵抗トモグラフィ調査、透水試験結果を基に、深度ごとの掘削影響領域の状態を検討した。結果として、140m調査坑道では、掘削損傷領域は壁面より約0.45mで、不飽和領域の範囲は壁面から約1mであった。それに対し、250m調査坑道では、掘削損傷領域は最大で1mであったのに対し、不飽和領域はほとんど発達していなかった。

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