検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

表面汚染サーベイメータの走査速度と汚染検知の関係

Surface contamination detecting and scanning speed using survey meters

高橋 映奈; 坂下 慧至; 吉田 忠義 ; 柴 浩三

Takahashi, Akina; Sakashita, Satoshi; Yoshida, Tadayoshi; Shiba, Kozo

表面汚染管理において、汚染を確実に発見することが重要であり、その際にサーベイメータの走査速度が大きく影響する。そのためサーベイ走査速度を変化させた実験を行い、速度と指示値の関係から確実に汚染を検知することのできる走査速度を検討する。評価方法として、線源を移動させずに静止させた状態で30秒測定したときの指示値を100%とし、それに対して各速度の指示値の割合を応答率として示した。今回はその結果および考察を報告する。走査速度が速いほど指示値は低い値を示した。静止させた状態で測定した値と比較した場合の応答率は最も速度の遅い10mm/sでも50%を切る値となった。また、線源強度の異なるマントル線源と密封線源の応答率は$$alpha$$線, $$beta$$線ともに大きな違いは見られなかった。また、得られた応答率とサーベイメータの限界計数率から実際に汚染を判断できるかどうかを考察した結果、$$alpha$$線, $$beta$$線ともに10mm/sで走査した場合でも管理目標値レベル(管理目標値: 0.04Bq/cm$$^{2}$$($$alpha$$), 0.4Bq/cm$$^{2}$$($$beta$$))の汚染を判断することができないという結果となった。ただし、サーベイメータの指示値と時定数の関係から、実際の現場で行われるサーベイ操作を考慮すると$$alpha$$, $$beta$$ともに管理目標値レベルの汚染を判断可能と言える。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.