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地磁気・地電流データに含まれる電磁場コヒーレントノイズの除去に関する数値実験

Numerical experiment for reduction of coherent noise included in magnetotelluric data

小川 大輝; 浅森 浩一; 濱 友紀*

Ogawa, Hiroki; Asamori, Koichi; Hama, Yuki*

将来の地層処分システムに重大な影響を及ぼす可能性がある現象(新たな火山の形成等)の潜在的なリスクを排除するためには、地表からの調査の段階において、地下深部の高温流体等の存否や分布をあらかじめ確認しておくことが重要となる。本研究では、その調査技術の一つとして有効であると考えられる地磁気・地電流(MT)法について、従来から広く利用されるリモートリファレンス処理のみでは除去が困難な電磁場コヒーレントノイズを対象にした、新しい観測データ処理方法を試行した。本手法は、解析周波数ごとに連続ウェーブレット解析と独立成分分析を組み合わせて観測データを処理するものである。処理では、観測データが自然磁場変動に関連するシグナル, コヒーレントノイズ, 非コヒーレントノイズの3種類の源信号から構成されると仮定した。そのため、独立成分分析の際に入力値を東西の磁場変動に対応する成分と、南北の磁場変動に対応する成分とに大別し、入力及び出力信号成分を3成分ずつにすることでコヒーレントノイズの検出精度を高めた。また、コヒーレントノイズを想定した矩形波ノイズを加算した観測データに適用し、その有効性を確認した。

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