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金属製給排水管路事例における腐食メカニズムの流体力学および電気化学を用いた解明

A Case study of corrosion mechanism of water supply and drainage metallic pipes with fluid mechanical and electrochemical analysis

飯岡 智哉*; 鵜山 雅夫*; 弥富 洋介 ; 森 寛大*; 齋藤 博之*

Iioka, Tomoya*; Uyama, Masao*; Iyatomi, Yosuke; Mori, Kanta*; Saito, Hiroyuki*

洞道, 鉱山, 地層処分など、一般に地下施設においては給排水設備が重要な位置を占め、給排水の系統を確保し保全することが求められることも多い。給排水の系統としては配管を用いた管路で同一材質の金属材料を用いるのが一般的であるが、地下施設における排水には周囲の土壌に含まれる成分の溶出などが生じるため、給水と排水の配管の腐食状況が異なることがある。これをふまえて本研究では大規模地下施設に実際に使用されていた給排水管の腐食進行について事例調査を行い、その腐食メカニズムを流体力学的な立場と電気化学的な立場から室内的な補充実験も含め検討した。その結果、給水管・排水管とも外面はヘマタイトFe$$_{2}$$O$$_{3}$$の皮膜を形成していることや、給水側内面には流体の流れに沿う凹凸が生じたこと、排水管内面においては周囲のアルカリを含む排水の影響でマグネタイトFe$$_{3}$$O$$_{4}$$の皮膜が形成され、この生成物は管を保護する方向に働くこと等が明らかになった。

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