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粉末状汚染による顔面付近の効果的な除染方法の検討

Examination of an effective decontamination method near the face due to powdered radioactive contamination

本田 文弥; 磯崎 航平; 生天目 聖

Honda, Fumiya; Isozaki, Kohei; Nabatame, Satoru

管理区域内での作業において、粉末状の放射性物質により複数人の身体汚染が発生した場合、従来のテープ固定や水を染みこませた紙製ウエス等での拭き取りによる除染では多大な時間を要するため、内部被ばくのリスクが高まる。特に凹凸がある顔周辺の狭隘部(マスク面体顔部,耳介等)や頭髪は、拭き取りしづらく、放射性物質の付着時間が長いと内部被ばくのリスクが高まるため迅速に除染することが必要である。本研究では、従来よりも迅速かつ効果的な除染のためクリーンルーム用掃除機を用いて吸引除染を試みた。吸引除染では、効果的な除染のために吸引部(ノズル)を除染対象の部位ごとに使い分けた。試験の結果、吸引除染は拭き取り除染よりも効果的であり、除染効果(除去率)は70%以上あることが分かった。

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