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3次元FE解析による低接地率基礎浮上り挙動の検討,2; 実験の再現解析(1)

Study for low ground contact ratio of buildings due to the basemat uplift using a three-dimensional finite element analysis, 2; Reproduction Analysis of Experiment No.1

太田 成*; 園部 秀明*; 猪野 晋*; 崔 炳賢  ; 西田 明美  ; 川田 学; 塩見 忠彦

Ota, Akira*; Sonobe, Hideaki*; Ino, Susumu*; Choi, B.; Nishida, Akemi; Kawata, Manabu; Shiomi, Tadahiko

本研究では、建物の基礎浮上りに係る既往実験又は解析を対象として、3次元詳細解析モデルを用いた再現解析を行い、低接地率となる場合の基礎浮上りに係る解析手法の妥当性について確認した。特に、試験体底面の付着力の違いによる建物の加速度、速度等の応答への影響、解析手法の精度等について考察した。また、建物の応答に係る解析結果への影響が大きいと判断された解析パラメータについては、感度解析により解析結果への影響を具体的に確認した。さらに、解析コード間の差を確認するため、3つの解析コード(TDAPIII, E-FrontISTR, FINAS/STAR)を用いて同条件で解析を実施した結果、概ね同等な解析結果が得られ、低接地率に至る挙動を再現できることを確認した。本報では、入力加速度20, 50, 100Galで実施された低接地率に至る既往の振動台実験(矢野らの実験)を対象に、解析コードTDAPIIIによる再現解析を実施した。実験と解析を比較した結果、水平方向の加速度応答は実験を精度よく再現できた。また、鉛直方向の加速度応答は解析結果の振幅が実験よりも大きく評価されるものの時刻歴波形の形状については実験の傾向を捉えていること等を確認した。以上より、得られた知見等について報告する。

no abstracts in English

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