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高圧下磁性研究におけるJRR-3とJ-PARC MLFの相補利用

Complementary use of JRR-3 and J-PARC MLF on research for magnetism under high pressure

長壁 豊隆  ; 宗像 孝司*; 木村 宏之*

Osakabe, Toyotaka; Munakata, Koji*; Kimura, Hiroyuki*

中性子利用技術高度化の一環として、高圧技術開発を継続している。これまでに、3GPa以上での高圧下単結晶中性子磁気回折実験を目的に開発したハイブリッドアンビル(HA)技術を用いてJRR-3で10GPa程度までの実験の実績がある。このHA技術をJ-PARC MLFに展開し、最近では、SENJU(BL18)で9GPaでの磁気回折実験にも成功している。J-PARC MLFの広い観測可能領域を活用して研究対象物質の圧力誘起相中の構造を決定し、JRR-3の強い定常ビームを利用して特定点強度の外場依存性を測定し相境界を決定するという相補的な測定は、高圧下磁性研究において有力な手法となる。これに加えてHA技術に電気測定を導入するための技術開発も進めており、圧力誘起相の磁性と伝導(分極)を同一の高圧試料環境下で調べることを目指している。年会では、この技術の現状とその適用として、Mn系マルチフェロイクス物質などの測定例を紹介する。

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